法人の賠償責任保険と労災上乗せ保険、何が違う?

「会社の保険に入っているから、仕事中の事故はすべて同じように補償される」とは限りません。まずは、誰にどのような損害が生じる事故に備えたいのかを整理することが大切です。
第三者への損害に備える「賠償責任保険」
業務に関連して、お客様など第三者にけがをさせたり、物を壊したりして、会社が法律上の損害賠償責任を負う場合などへの備えです。施設や業務、製品・完成した作業など、どのリスクを対象にするかは商品や契約で異なります。
たとえば「作業中にお客様の設備を壊した」という場面は、ご相談の際に整理したい事故例です。実際に補償されるかどうかは、事故の状況と契約内容の確認が必要です。
従業員の労災リスクに備える「労災上乗せ保険」
業務中のけがなど、働く方の労災リスクへの備えです。従業員への補償に加え、労災事故について会社が負う賠償責任への備えも、特約などを含めて確認したい点になります。国の労災保険と民間の保険では、役割や支払条件が異なります。
まとめる商品も、別々に組み合わせる方法も
損保ジャパンの「ビジネスマスター・プラス」は、賠償責任や労災など、必要な補償を組み合わせられる商品です。一方、AIG損保では「ハイパー任意労災」と「ALL STARs」など、別の商品を組み合わせて備える方法があります。
大切なのは契約の数ではなく、事業の実態に合う備えになっているかを確認することです。
相談前に整理したい4つのこと
どのような業務・作業を行っているか
どのような方が、どこで働いているか
心配している事故や、取引先から求められる補償
現在の保険証券と、加入している補償・特約
有限会社笠村では、業種や事業内容、ご意向を伺いながら、必要な補償を整理するお手伝いをします。
参考にした公式案内
2026年10月28日時点の一般的なご案内です。具体的な補償内容や支払条件は、商品・ご契約によって異なります。
本文中の外部リンクは各社・各機関の公式サイトです。保障・補償の詳細やお手続きは、リンク先の公式情報をご確認ください。