【前編】妻が願っていた暮らしを、ふたりの暮らしにする

保険屋のホームページなのに、不動産の話です(笑)。
「持ち家と賃貸、どちらがいいのか」。よく話題になりますが、今回は私自身の住み替えの話をしてみようと思います。
昨年、私は自宅を買い替えました。
23区内の地価が上がっていたこともあり、売るなら今かもしれない。ただ、新築を買うには予算の都合もある。そこで、次は中古住宅を探すことにしました。
でも、買い替えのいちばんの目的は、値上がりや損得ではありませんでした。
犬との暮らしです。
強く願っていたのは妻でした。最初はオーストラリアン・シェパードと暮らしたいと考えていて、その後、妻が見つけたのが果凛でした。
年齢を考えると、犬と元気に走り回れる時間は、これから20年くらいかもしれない。「いつか」と先延ばしにせず、その暮らしを始めたい。
妻が願っていた暮らしを、ふたりの暮らしにする。そのために、まずは住まいを準備しよう。そんな順番でした。
広さは欲しい。でも、広ければどこでもいいわけではありません。今の自分たちの暮らしも、できるだけ維持したい。
そうなると、家の中だけでなく、周りの環境も大切です。何を買うかと同じくらい、どこで、どう暮らすかを考えていました。
最初は、今の家が売れてから次を探せばいい、と思っていました。
ところが、不動産会社からは売却と購入を同時に進める提案が。時期がずれた場合の負担も踏まえてのことでしたが、これがなかなか慌ただしい。
売る話を進めながら、次に住む家を探す。予算、広さ、場所、日程。ひとつ決めると、次の判断が待っている。
家を買い替えるって、忙しいんですね(笑)。
十条の友人たちとも、家探しの話をしました。最初の売却が決まったときには、みんなで集まって祝勝会までしたほどです。
「この子、この子! 次の休みに会いに行ってくる!」
そんな話をして、果凛に会うため、愛知県小牧市のブリーダーさんのところへ出かけました。
次の家が決まり、犬を迎える段取りも進んでいく。ようやく、思い描いていた暮らしに近づいてきた。
……と思ったところで、話が止まります。
売れたはずの家の契約が、白紙に戻ることになったのです。
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